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2022-05-11

不登校になった中学生には、学校の協力が不可欠!親がする3つの行動

子どもが不登校になったら、親として悲しいし、焦りますよね。

特に多感な中学生の時に不登校になると、このまま高校にも行けないんじゃないか、と悲観してしまいます。親としてどうしたらいいか、悩んでいる人も多いかと思いますが、親としてできる行動が3つあります。

今回は、この3つをすることで、少しでも子どもの力になってあげましょう!

親のする行動①:学校に問題が何かを伝えよう

子どもが不登校になるには、何か理由があります。そしてそれは、子どもに罪がないことが多いのです。

しかし学校側は、子どもが怠惰だとか、勉強する気がない、と学校にとって都合のいい理由を付けたがります。

親としては、子どもの問題じゃない、同級生からのいじめだとか、上級性からのいじめだとか、学校の先生からのいじめだとか、問題をはっきりさせて学校側に伝える必要があります。

親のする行動②:学校の教師ではなく、学校のカウンセラーに相談しよう

学校の担任に相談することは、まず初めの一歩です。

ベテランでよくできた先生なら、この段階で上手に対処してくれます。しかし、そんな先生はほぼいません。最近の先生自体がメンヘラで、こどもっぽい先生が多く、「自分を非難している!」と逆切れされるのがオチです。

では、他に誰に相談すればいいのでしょうか。主任や校長?いいえ、それはもっと良くないです。彼らは「学校」という組織の一員です。面倒なことには関わりたくないし、よきにはからえ、という上から目線でまとめようとしてきます。まったく問題解決になりません。

おすすめは、学校のカウンセラーです。

今どきの学校はスクールカウンセラーが常駐している学校も多いようです。スクールカウンセラーは独立している組織なので、公平な視点を持っています。心理学や心理行動学、カウンセラーの資格を持っている人も多く、問題の対処の仕方の経験が豊富です。

実は、私の子どもも中学生の時に不登校になり、私自身、かなり苦しい思いをしました。その時、スクールカウンセラーに、毎週のように通って、相談にのってもらいました。最近の学校は、子どもだけではなく、親のカウンセラーにも応じているんです。地域によって違うかもしれませんが、相談するだけで、まず自分の心が晴れていきます。

スクールカウンセラーは、話をじっくり聞いてくれます。実は、苦しんでいるのは、子どもだけじゃないんです。親である自分が苦しいんです。まず自分自身の苦しみを軽くしないと、弱い立場の子どもに当たってしまうので、まず自分のケアをすることは、家庭の雰囲気を保つことができました。

カウンセラーは独立した組織、と申しましたが、実はつながっている、ということに気が付いたのは、新学期です。実は、なんといじめの中心人物が、ことごとく私の子どものクラスから排除されていたのです!

クラス替え、というのは子どもが学校にいこうかな、と思うきっかけにもなります。自分をいじめていた学生がいない、それだけでもホッとする空間になります。

スクールカウンセラーは、私たちの問題を深刻に受け止め、それとなく、学校で力があって話しが分かる先生に話をしてくれたのかもしれません。それはもしかして、公的な会議の場とかではなく、個人的に話してくれたのかもしれません。

私たち親からは、学校の力関係が分かりません。でも、学校内にいるスクールカウンセラーには見えています。適切な先生に適切な情報を提供してくれたんだ、と新学期に思いました。

その後、私の子どもは登校をし始めました。新しい担任の先生も、なぜかベテランの話しが分かる男性の先生で、以前の若い20代の女性の先生ではなくなっていました。本来なら2年間続けての担任なのに、その年だけ違ったんです。

私はスクールカウンセラーのおかげだと思っています。彼女が適切な先生に話をつなげてくれたことで、学校の環境をがらっといい方向に変えてくれました。

もし学校の先生に相談して、全然環境がよくならなければ、スクールカウンセラーに相談してみるのも、いいかもしれません。その時のコツは、「助けて!」です。

先生の批判もしてもいいですが、人というのは、自分に誰かが「助けて!」ときたら、助けたいと思うものです。同情をひく、という言い方は悪いですが、そのカウンセラーに助けてほしい、あなたを信じているる、という気持ちを前面に押し出しすと、カウンセラーの心を動かすのかもしれません。

親のする行動③:子どもとじっくり話す。絶対に途中でやめない。

子どもとはじっくり話すべきです。途中でごはんにしたり、電話をとったり、絶対に細切れの時間で話してはいけません。子どもはそこで話しが切れてしまうからです。

話す場所は、子ども部屋がいいでしょう。自分のテリトリーだからです。甘い物、温かい飲み物を持って行って、床に座って(テーブルよりも距離が近くていいです)、車座ではなしましょう。

こどもは笑顔で「なんでもない」と言うかもしれません。わたしの子どもがそうでした。親に心配をかけたくない、というのもありますが、実は、子どもは恥ずかしいんです。そんな恥ずかしい、ヘマをした自分を親に見せたくないんです。

だから、親は、「あんたは全然悪くない」という立場を貫き通します。敵は外部、あんたは悪くない、だから私はあんたを守る、という立場です。

まずは親に守られている、という感覚を子どもにもたせましょう。けして親が子どもを責めてはいけません。子どもは自分なりに頑張ったんです。でもだめだったんです。そしてそれは、外部のせいです。

親は外部に対して、怒り狂った方がいいです。子どもは、この人は自分のために怒ってくれている、そうだ、敵は外部だ、自分じゃない、と感じます。親は外部に怒る、子どもには怒らない、あんたを守る!というスタンスがいいと思います。

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